海苔の最大の敵は湿気です。
普通の海苔は約13%の水分量ですが、焼きのりにすることで約3%まで
下がります。
この水分量の少なさが焼き海苔のパリッと感を生み出しているのです。
ですが、一度しけてしまうと海苔の美味しさは残念なことに戻りません。
海苔を使う時はこまめに封をして、湿気の侵入を防ぎましょう。
また、冷蔵・冷凍保管した海苔は、室温に戻してから開封しましょう。
冷えた海苔を急に外気にさらすと、あっという間に空気中の水分を吸ってしけってしまいます。
ここで裏技の紹介です。
海苔やおせんべいの湿気防止のために、一緒にはいっている
「乾燥剤」を捨てずに取っておいて、再利用しましょう!
追い乾燥剤をすることで海苔を湿気から守ってくれます。
ですが、膨らんで振ってもシャカシャカ音がしなくなった乾燥剤は反対に海苔に湿気を吐き出します。
すぐに新しいものと取り換えましょう。